期間限定の一人暮らし、家具は買う?借りる?

生活の話
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仕事の都合などで、期間限定で一人暮らしになるとき、家具は買った方がいいのか、借りた方がいいのか、どっちがお得でしょうか。

結論としては、期間を延長する可能性があるなら「購入」、確実に決まった年数で帰ってくるなら「レンタル」がおススメです。

絶対に用意する必要がある家具、家電、それは「冷蔵庫」。

その冷蔵庫を例に、購入とレンタル、どちらがお得になるのか見ていきましょう。

一人暮らしで使い勝手の良い140Lくらいの大きさの冷蔵庫で比較してみます。

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購入

メリット:長期に使用すればランニングコストが抑えられる

購入する場合にかかる費用は以下の4点です。

  • 商品代金
  • 配送料
  • 設置費用
  • 処分費用

まず商品代金。2021年2月現在、インターネットでは29,000円~、実店舗では30,000円~探すことができました。

メーカーにこだわらなければもっと安いものも探せるかもしれません。

次に配送料。インターネットでは3,000円~、実店舗ではいくら以上の商品は配送無料などのキャンペーンを行っているところもありました。

そして設置費用。インターネットでは別料金だったり、小さい商品は玄関までの配送のみだったりします。実店舗では、配送料金に設置料金が込みになっている場合もありますが、部屋が2階以上にある、エレベーターが無い、ベランダから搬入しなければならないなど、場合によっては別途料金がかかることもあるようです。

最後に処分費用です。これは、退去時に廃棄するか、新たな引っ越し先に持っていくといった手段があります。誰かに売る、以外の選択肢の場合はどちらにしても費用がかかります。

これらを大雑把に見積もると、購入した場合は総額4万円~といったところです。

デメリット:処分の手間と費用がかかる

これが購入の最大にして唯一のデメリットです。

さきほども書いたとおり、処分には費用がかかります。

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象商品なので、粗大ゴミとして廃棄することができません。

廃棄する場合は、購入した販売店に引き取りを依頼する必要があります。その際、リサイクル料金の支払い、手数料、送料などがかかります。

もし購入した販売店が遠隔地にあったり、わからなかったりすると近所の電気屋さんに依頼するか、自治体によってはクリーンセンターなどがあるので、問い合わせが必要です。

新しい引っ越し先に持っていく場合は、自分で車などを使って運送するか、引っ越し業者に依頼して運んでもらうことになるので、その費用がかかります。

もし誰かに売る場合には、ジモティーなどといったフリマアプリを利用しても良いかもしれません

以上、処分には手間と費用がかかってしまいます。

レンタル

メリット:設置・撤去までが楽

これがレンタルの最大のメリットです。

家電をレンタルすることができるサービスには、楽天レンタル、DMMいろいろレンタル、あるるおトクレンタル.comなどいろいろなものがあります。

レンタル品は、中古、新品が選べる場合もありますし、新品のみレンタルの場合もありますので気になる方は新品レンタルを利用ください。

ここでは、価格の安さに定評のある「かしてドットコム」で見ていきます。

かしてドットコムでは80L~370Lの大きさの冷蔵庫がレンタル可能です。(2021年2月現在)

中古、新品の選択が可能です。

レンタル期間は30日~2年まで選択できます。

2021年2月現在では中古の商品を1年レンタルする場合、25,920円でした。

新品の商品を1年レンタルする場合は、33,480円です。

配送料、設置費用、回収費用が無料のエリアが決まっていますが、都会は大体がその対象エリアになっているので、全てコミコミでこのお値段です。

ただし、期間途中で解約しても返金は無い場合があるので、レンタル期間にはご注意ください。

デメリット1:期間が延長になるとランニングコストがかかる

1年の期間限定だから…と思ってレンタル期間を1年に設定したけど、延長することになった!その場合は、レンタル期間を延長することができます。

延長期間に応じてレンタル料金が上乗せになります。

例えば、1年延長する場合。新規レンタルよりも割安にはなりますが1年分のレンタル料金が追加でかかります。

最初から2年で契約する料金の方が安かったということが往々にしてあります。

中古の商品を1年レンタルして25,920円+延長1年分の費用がかかるので、延長料金が15,000円を超える場合は購入にかかる費用を超えてしまいます。

このような途中で延長する場合にランニングコストがかかってしまうことがレンタルのデメリットです。

デメリット2:商品が選べない

レンタルの場合、冷蔵庫の大きさやドアの数といった規格は選択することができますが、メーカー指定まではできないことが多いです。

その分費用が抑えることができます。

メーカーにこだわりのある方には、デメリットになりますのでご注意ください。

以上、購入とレンタルのメリット、デメリットについて比較しました。

これらのことから、もし延長する可能性があるなら「購入」、絶対にこの期間で帰るなら「レンタル」がおススメです。

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