概要
プレイ人数:3~7人
1プレイ20分~30分。
3~35の数字の書かれたカードとチップを使います。
最初は全員が同数のチップを持っている状態からスタートします。
カードをよく切って、ランダムに9枚抜き取ります(この9枚はゲーム終了まで伏せておきます)。
カードに書かれている数字は失点(マイナスポイント)で、チップは1枚1点です。
山札から1枚ずつめくり、引き取らない場合はチップを1枚払います。
引き取る場合は既に支払われたチップも一緒に引き取ることができます。
山札が全て無くなったらゲーム終了で、合計点数の高い人(マイナポイントが少ない人)が勝ちです。
ただし、引き取ったカードが連番になっている場合は、最小の数字の失点となります。
例えば、23、24、25と引き取った場合は23失点となります。
最大の魅力、ルールがわかりやすい!
ルールがわかりやすいです。
このカードが要るか、要らないか、要らなかったらお金を払う。
1枚もカードを引き取らないでゲームが終了することはないので、どれくらいの失点までなら受け入れられるのかを見極めて取るだけです。
ボードゲーム初心者でも安心して楽しめます。
何度かプレイして感じたコツみたいなもの
チップを多く持つ
チップを持っていればその後のターンで不要なカードを引き取らなくてよくなるため、チップを多く持っていることが大事です。
どこかでカードを引き取るタイミングがきますので、なるべく多くのチップが手に入る状況で引き取ることができれば良いですね。
引き取る数字は20以上がおススメ
本来であれば小さい数字を引き取った方が有利です。
ただ、順番によってうまく小さい数字がとれない状況であっても十分に挽回可能です。
大きい数字でもチップがある程度乗っている場合は、あえて引き取って、その連番で他のプレイヤーからのチップを狙います。
例えば、34の数字に10枚のチップが乗っていて回収した場合、その後のターンで35の数字が出たとします。
35失点は他のプレイヤーにとっては全く不要なカードなので、チップを払うことが予想できます。
そこでチップの荒稼ぎが狙えます。
20以上のどの数字を狙いの山とするかは、順番とチップの数を見て決めてください。
ちなみに個人的には引き取り時のおおよその目安としては、失点14くらいをボーダーラインと考えています。
1つ飛ばしでカードを引き取って連番を狙う
これはリスクもありますが、チップがもらえること、失点を減らせる可能性があることから冒険するには有効な手です。
例えば、すでに手元には19があって、17が出てきた場合です。
もしこの後のターンで18が出てきたら連番となり、19+17=36失点が17失点まで減ります。
かなりお得です。
他のプレイヤーの失点状況(最悪36失点になった時の順位)と山札の残り枚数を確認して賭けに出るのもアリです。
狙った数字が出たときはかなり楽しいです。
ただし、抜かれた9枚の中に狙った番号のカードが入っていた場合は、ただの失点になるので、最後は運です。
他のプレイヤーの手元のチップを予想する
自分がほしいカードが出たときに、さらにチップを稼ぐことができるのか、それとも、今取るべきか見極めるためです。
特に連番を狙っている場合に、大切な要素になります。
チップを稼ごうと強気に回しても、途中で回収されてしまってはただの失点になりますからね。
自分のところに戻ってくるまでに、チップがないプレイヤーに回収されてしまってはもったいないです。
スタート時は全員同数なのでカウントしやすいですが、途中でどれくらいのチップを手に入れたのか、おおよそで良いので覚えておきましょう。
もちろんしっかりカウントできる人はしっかりカウントしても良いです。
まとめ
以上、ゲシェンクの感想とコツのようなものでした。
3人からプレイできるのですが、おススメプレイ人数としては5~6人です。
7人になると引き取るペースが早くなるのと、人数が少ないとチップの数が予想しやすくて淡々とすすんでしまう印象です。
ルールが簡単で1ゲームの時間も長くないので、気軽にスタートできるのが魅力です。
ボードゲーム初心者の方にも安心しておススメできます。